1962-03-28 第40回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第2号
○国務大臣(小坂善太郎君) 実は御承知と思いますが、この対中央貿易も非常にふえてはおるのであります。一九六〇年度が二千三百万ドル、これは往復で言っております。
○国務大臣(小坂善太郎君) 実は御承知と思いますが、この対中央貿易も非常にふえてはおるのであります。一九六〇年度が二千三百万ドル、これは往復で言っております。
前回参りましたときに、私は中央貿易の問題は、ワシントン政府に日本の実情を説明することはいたしておりますけれども、アメリカ政府の承認を求むるという意味で話したことはないのであります。日本の中小企業家の希望というものが、こういうところにあるのだという実情を十分に話しました。
アメリカにしても、吉田首相から、経済援助、外資導入、中央貿易拡大などを提議しても、琉球、小笠原の返還と同様に、なかなかその解決は困難とされております。むしろ国民の恐れているのは、吉田首相がおみやげ法案を持つて行くと、待つていましたとばかり、その際にSEATOやPATOへの加盟が押付けられ、この共同軍事防衛体制への加入、更に再軍備が推進されるのではないかということであります。
特に私ども改進党の立場から行けば、この協定の締結と同時に、中央貿易がさらにもし鉄の輪の中に入れられるようならば、この交渉は実に大きな黒星であつた。わが国のアジア的特権に対して中央貿易の前進についても、大いにこれから監視をしなければならないと考えるのであります。
中央貿易の点についてちよつとお触れになりましたが、私はもともと中共貿易というものはできれば進めて行くべきものと、こう思つております。併しただ国交が回復しておりませんということと、又戦前と違いまして、戦前に我々が売込んだ商品は今は余り希望しない、むしろ新らしい東南アジア方面に向つて売れるというような品物を中共では欲しがつておる。
(帆足委員「了解々々」と呼ぶ) 次に中央貿易の問題でありますが、これまでの統計とかあるいは見方ということにつきましては、一月ばかり前にも帆足委員と質疑応答を重ねましたから、私はここでこうした点を繰返すことを省略さしていただきます。
そうするとそういう方面の制約も非常に少くなつて来た段階と考えられるので、今後の中央貿易の、価値のことは申しません、どれだけの価値があるかないか素人でわかりませんが、そういうことは別としてかなり自由にやり得る段階に来たと了解して差支えないのでありますか。
しかも、そういう状態に担い込みながらも、なおモスクワに行くことを禁止し、あるいは中央貿易を禁止しておる。まさに日本の経済は根本的に破壊されつつあるということは、これ天下周知の嚴然たる事実であります。
政府の議会における発表によりますると、約一〇%の増加となつておりまするけれども、これらの生産の頭打ちの理由は、電力、石炭等基礎的動力部門の不足と、朝鮮休戦後の特需の不安定、中央貿易杜絶による原料高、貿易不振等によるものであります。
○並木委員 中央貿易の関係もやはり司令部の方だけで取扱つておられるのでありますか、それともソ連の代表部などもこれに関係しておられるのでしようか。
第四に、昨日も通産政務次官からそういう意思が表明されましたが、たとえば政府は、アジア・マーシヤル・プランに参加する希望を持つておるそうでありますが、こういう考え方とこの法案とをあわせて考えてみるならば、この法案を実行する際に、国民の大多数が希望しておるところの中央貿易、対ソ貿易等は、非常な阻害を受けることになるのであります。